ガス室送りは安楽死か?

朝日新聞デジタルにアライグマ、冷凍庫で殺処分 安楽死の備えなく 福岡という記事があった。

本論については本文で網羅されているので言及はしない。しかし末尾の1文に引っ掛かったので言及する。

環境省は殺処分について、動物愛護法に基づき「できる限り苦痛を与えない」よう求めており、麻酔薬や炭酸ガスによる安楽死の方法を示している。

とあるが、炭酸ガスを用いた殺処分は「できる限り苦痛を与えない」のだろうか? 密閉空間に放り込まれ、換気口からは炭酸ガスが吹き出して充満していくのだ。炭酸ガスとは二酸化炭素である。動物は酸素を吸って二酸化炭素を吐き出す生物だということを思い出して欲しい。呼吸をして酸素を補給しようとしている動物に本来は吐き出す物質である二酸化炭素を吸わせ窒息死させているのだ。

果たしてこれが「きる限り苦痛を与えない」といえるだろうか?

もっとも、それ以前の話として、動物愛護センターなどと称する機関が、対象を人間から動物に換えただけのアウシュビッツでしかないのが日本の動物愛護の現状だ。

動物愛護センターが本当の動物愛護センターたり得るようにするために簡単な方策がひとつある。動物の生体店頭販売の一律禁止だ。これならば動物愛護センターは動物の里親捜しセンターとなりえ、本来の主旨の活動ができる。

こども産ませて金に交換するだけを目的とした繁殖者はどうするのだという反論はあるだろうが、こんなやつらは動物の代わりに冷凍庫やガス室に自分から入るがいい。

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